事業承継

経営悪化・後継者不在のため事業譲渡した福祉施設 事例

 

譲り渡し側 I 施設

譲り受け側J病院
対象施設 ・特別養護老人ホーム(入所定員50名)
・保育園
・特別養護老人ホーム(入所定員80名)
理由 ・経営悪化・後継者不在 ・事業拡大
経緯・
背景

譲り渡し側 I 施設は、中核都市で、介護施設と保育園を運営しているが、介護報酬の改訂により、介護事業の収益は厳しくなってきている。
さらに、介護職員不足・管理の煩雑さという事業の本質的な部分の困難性が負担となってきている。
また、本業以外の事業として保育園を運営しているが、園児の減少等により、事業も悪化している。

さらに、理事長には将来的に後継者がいないことから、経営を任せられる先を探していた。

譲り受け側J施設は、昭和30年代から特別養護老人ホームを経営し、地域密着で長年極めて良好な運営を行ってきた。
業績推移も順調であり、地元での信頼度も高く、職員の質も高い施設である。

以前より、譲り渡し側J施設の地域での事業展開を目指しており、同地域でのM&Aにより更なる基盤の拡大を検討していた。

譲渡内容 譲り渡し側 I 施設の立地と譲り受け側J施設の戦略的展開地域が合致したことにより交渉はスムーズに進み、さらに幼児教育分野にも携わっていきたいとのことで、当該法人の経営に強い意欲を示し、3か月弱でのスピード成約となった。
2013年 1月 8日

PAGETOP